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2008/03/04 工事は続くが・・・

昨日の続きです。朝一番で工事中の現場に行ってきたところ、こうなっていました。

<写真1>海!?
P3040052.JPG
窓枠も完全に取り払われていて海が一望できます(笑)。ここまで内装を剥いで、一から作り直すんですね。

<写真2>セメント塗り塗り
P3040051.JPG
見るからにやる気のなさそうなワーカーですが(笑)、一応働いています。ここはトイレになる辺りですね。セメントを塗りなおしています。

現在、工事はかなり遅れています。原因のひとつが工事中にどこからともなく州政府の建設許可担当セクションから役人がやってきて、意味も無く「工事を中止しろ!」と言い出すことです。要は、この小役人どもは「袖の下」がほしくてやって来て因縁を付けているんです。もちろん工事許可は取ってあり、現場には許可証のコピーを置いてそれを見せるのですが、すると今度は「オリジナルを見せろ」と言い出します。現場にオリジナルの許可証など置いておけない(この小役人が没収しかねない)ので、その都度事務所からスタッフが持って行って見せるのですが、時として私が行くこともあり通常業務にまで支障をきたしています。

このような話はニューデリーではまったく無いとのことで、ムンバイの公僕がいかに腐っているかというのが分かります・・・。
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コメント 4

HiroIshikawa

masakonoさん

すごい話ですね。以前うちの事務所の工事では特に
役人関係では問題なかったですね。
但し、材料は盗まれないように
だれかしら工事現場に泊まっていました。

役人で良く問題を聞くのは警官で、交通違反切符を切る代わりに
現金を要求してくることはあるようです。

でも、もっと大きなお金が動くところで、いろいろあるのでしょう。

by HiroIshikawa (2008-03-05 12:50) 

masakono

警察官については、ムンバイでも当たり前のように現金を要求しますね。この国の特徴としては、規制を乱発し「袖の下」を通した人はそれを免除する、という仕組みが見て取れます。
材料を盗まれないように・・・という観点からなのかは分かりませんが、ワーカーは確かに現場に泊まっていますね(笑)。
by masakono (2008-03-05 13:12) 

ばりすた2007

インドって収賄罪なし?もしくは骨抜き?

by ばりすた2007 (2008-03-06 23:28) 

masakono

収賄罪、あるとは思いますが実際は野放し状態ですからね・・・。
こっちの弁護士の方も、苦労しているようです。
by masakono (2008-03-07 02:16) 

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