2008/02/13 ラージ・タッカレー氏逮捕
本日夕方、MNS(マハラシュトラ復興団)の総裁、ラージ・タッカレー氏が逮捕されました。MNSはヒンドゥー至上主義を唱える政党、シブ・セナの流れを汲む分派で、最近は俳優アミターブ・バッチャンの自宅を襲撃する事件(バッチャンはウッタル・プラデーシュ州出身ですが、ムンバイで稼いだお金をムンバイに落とさずにウッタル・プラデーシュ州の実家に送金しているのがけしからん、という理由)を起こすなど、悪事が目立っていました。これに対して、中央政府及び警察がやっと重い腰を上げたという感じです。
<写真1>拘留中のタッカレー氏
取調べのために一旦留置場に送られた後、北部の刑務所に移送されるそうです。この移送時を狙って、同氏の残党がスラムの人々を組織して暴動を起こし、身柄の奪還に動くのではないかという憶測から、ムンバイでは暴動を警戒する動きが出ました。
<写真2>ガラガラ
ということで、商店は早くから閉まり道路も車の数が減りました。いつもこれくらい空いていればいいのに・・・。
結局、今日は何事も起こりませんでした。移送の時間は明らかにはされておらず、仮にも警察が付いているので当然の結果と言えばそうなのですが。